東京都は、2020年のオリンピック・パラリンピック年に向けて、アールブリュット拠点整備に具体的に動き出したようです。
北海道でも来年以降のテーマとなります。
東京都の公式ページ:「知事の部屋」
http://www.metro.tokyo.jp/GOVERNOR/ACTIVITY/151105_01.htm
《記事の内容》(平成27年11月9日更新)
「東京芸術文化評議会 第1回アール・ブリュット検討部会」
平成27(2015)年11月5日(木曜)、「東京芸術文化評議会 第1回アール・ブリュット検討部会」に出席しました。
アール・ブリュットとは、「生(き)の芸術」と訳されるフランス語で、正規の美術教育を受けていない人による芸術を意味します。アールブリュット検討部会は、展示・制作・交流のための拠点形成、才能の発掘のための場や機会の創出、社会にアールブリュットを定着させる普及啓発施策などを検討するために設置されました。
知事は、会議の冒頭、「オリンピック・パラリンピックやラグビーワールドカップに向けて、4、5年以内にアール・ブリュットを展示する場としての拠点、アーティストが交流する場を作りたい。障害の有無に関わらず、優れた才能を発掘したい。バウンダリー(境界)がないような形が、東京らしく、オリンピック・パラリンピックの開催都市にふさわしいと思います。アール・ブリュットが特殊なものだということではなく、大きな芸術活動の一環として、東京の街全体に芸術文化があるようにしたい」と話しました。